松葉巳鶴

松葉巳鶴です。人間嫌いと人間好きが転じて占い師をやってます。

聞いたことに「無言」という返答をされるとイライラしちゃう話とその改善策。

 

 

タイトルのまま、

聞いたことに「無言」という返答をされるとイライラしちゃう話とその改善策。

です。

 

最近プライベートの時間が増えて身内との会話が増えました。そうすると仕事じゃないから「聞いたことへの返答がない」ことが多くあるんです。

「どうしたの?」とか「おばあちゃん何か言ってた?」とかに無言が返ってくる。これが家族とか友達と過ごすときのテンションだったら受け入れられるんですけど、「仕事モードに入ってるときに身内とする会話」で発生するとすごくイライラしちゃって。

 

身内っていうのは、家族とか幼馴染とか、仕事関係でもその時生活の中で一番長い時間を過ごしてる人とかですね。慣れと甘えが出てくるんだと思う。

 

でも、「相手に甘えてる理論」って全然問題解決してくれないんですよね。

そこに気づいたとしても、「じゃあ甘えないようにしよう!」ってできない。

出来たらその人は相当な人格者。自己コントロール検定1級ものです。黒神めだかになれちゃうね。

人間っていうのは「~~しないようにしよう」っていう否定形の指示は脳みそに入らないんですって。

否定形がわからないから「遅刻しないようにしよう」が「自分は遅刻するはずだ」くらいの反転刷り込みさてしまう。

 

治らない思考の癖に気づいたときに私が欲しいのは「根本的な考え方」です。

悪癖っていうのはそもそも思考が反転するような気付きがあれば治る場合が多いです。

 

 

 

 

「そもそも相手と自分とではやってるゲームが違う」

 

「会話はキャッチボールだ」という表現はあちこちで使われています。

投げるだけでも受け止めるだけでもだめで、投げるにしたって相手が受け取りやすい方向を狙えているか考える必要がある。そういった意味合い全部込めた端的で良い表現ですね。

 

でね、「言葉のキャッチボール」。

この認識が私個人には合わなかったんだと思います。

ボールを投げ返してほしい、が、ボールを返すべきだ、になっちゃった。

 

最近は「私と相手でやってるゲームが違うんだな」って考えるようにしています。

私は卓球をやってるからポコポコボールが行き交うコミュニケーションを求め居ているけど、相手は、大玉転がしとか、チェスとか、そういうのの気分で話してるかもしれない。

やってるゲームが違えばルールや仕組みが違います。

返答の時間間隔、適切な返答、コミュニケーションの優先順位も変わってくるのが当然です。

 

実際、私がなんでもないことを話すときは「よく考えてないけどとりあえずリズミカルに早打ちすること」をよしとしていますし、うちの妹なんかは「しっかり考えて言葉を紡ぐ」ということをするので返答はゆっくりで確実です。

 

 

 

水星と環境とコミュニケーションの話

占星術でいえば水星の相性の話ですね。コミュニケーションの取り方を司るのは水星です。

「60度だから良い」とか「90度だから悪い」という話でもないのでホロスコープがご自身で出せる方は「特に水星が~座にある人は会話が楽だ」とか、「角度は悪いけど~~座水星だったらストレスが少ないぞ?」ってところまで見てみると面白いかも入れません。

 

「ストレス」というのは自分が慣れ親しんだ環境から一歩外に出た瞬間に生まれます。掛け合いの間合いが普段一緒にいる人たちと違う、とか、鉄板ネタがこのコミュニティではウケない、とか。

自分の性質(星)と自分がいた環境はイコールではありません。

 

「角度が悪いけど~~座水星とは会話がしやすい」「角度良いけど~~座水星の考え方は合わないことが多いなぁ」っていうのはその人の人格形成時の周りの環境(大人)から受けた影響です。

 

なので、現在コミュニケーションにストレスや不満がある方は、「環境によって培われたコミュニケーションの特徴」と「星(生まれ持ったコミュニケーションの癖)」、とを比べてみると解消されるはずです。

親兄弟とか、一緒に住んでる人とか、会社の人とか、関係性は何でもいいので「多くの時間を共に過ごしてる人」や「違和感なく会話できる人」あたりの星に答えがあるかもしれません。